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キョウチクトウ
空気の汚れのひどいところでも元気に育つので自動車道路などでよく見かけますが、燃やしたときの煙でさえ有毒なので事故火災の時はちょっと心配ですね。初夏から秋にかけて赤や白の花をみごとに咲かせます。葉は竹のよう。花は桃のよう。という事で「夾竹桃」です。
毒草名
キョウチクトウ(夾竹桃)、Rose Bay、Oleandere
学 名
Nerium indicum Mill.
特 性
キョウチクトウ科 キョウチクトウ属、油断できない常緑低木
花 期
6〜10月
毒部位
葉、種子、樹皮、根、乳汁、焼煙
成 分
オレアドリン(Oleandrin)、ギトキシゲン、アディネリン(Adynerin)、ジギトキシン、ネリアチン、ジギトキシゲニン、デアセチルオレアンドリン
症 状
皮膚炎、下痢、嘔吐、眩暈、不整脈、心臓麻痺
-------- 夾竹桃のうた 【作詞】藤本洋 【作曲】大西進 --------
1
夏に咲く花 夾竹桃
戦争終えたその日から
母と子供の願いを込めて
広島の野に燃えている
空に太陽が 輝く限り
告げよう世界に 原爆反対を
2
夏に咲く花 夾竹桃
戦争終えたあの日から
若者達の思いに満ちて
長崎の丘に燃えている
空に太陽が 輝く限り
告げよう世界に 原爆反対を
3
夏に咲く花 夾竹桃
祖国の胸に沖縄を
日本の夜明け告ぐる日を
迎えるために燃えている
空に太陽が 輝く限り
告げよう平和と 独立を
白花です、よく見る赤い花とはずいぶん雰囲気がちがった感じですね。
やはりこの赤い花がキョウチクトウを強く感じさせてくれると思います。
5月下旬。同じ時期ですが白花のほうが多く咲いていました。やはり赤花は夏の炎天下が似合う感じです。
建物を飲み込むかのように大きくなっています。
花の後、このような実があちこちにできます。東京多摩地区では、刈り取った夾竹桃を牛に与えしまい死なせたという事故もありました。
≪MEMO≫
・オキナワキョウチクトウ=ミフクラギ
・セイヨウキョウチクトウには芳香が無い。
・聖書の中に登場する「川沿いに咲くバラ」として、もっとも可能性の高い植物が「セイヨウキョウチクトウ」とされています。聖ヨゼフを象徴する花でもある。
・インド、ギリシャ、イタリアなどでは葬儀の植物。
・オレアンドリン致死量:0.30mg/kg
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